大気測定

大気汚染の主な原因として、工場などの生産活動により大気汚染物質が排出される場合と、自動車の使用により大気汚染物質が排出される場合があります。
弊社では大気汚染防止法に係るばい煙発生施設の測定(ばいじん・硫黄酸化物・窒素酸化物等)や、大気汚染・有害大気汚染物質(ベンゼン等)に係る環境基準に関する測定を行っております。

排出規制について

大気汚染防止法では、固定発生源(工場や事業場)から排出または飛散する大気汚染物質について、物質の種類ごと、施設の種類・規模ごとに排出基準等が定められており、大気汚染物質の排出者等はこの基準を守らなければなりません。

ばい煙の排出規制

大気汚染防止法では、ばい煙施設を33の項目に分けて、一定規模以上の施設が「ばい煙発生施設」として定められています。

揮発性有機化合物(VOC)の排出規制

「揮発性有機化合物(VOC)」とは、大気中に排出または飛散した時に期待である有機化合物(浮遊粒子状物資およびオキシダントの生成の原因とならない物質として政令で定める物資を除く。)のことをいいます。
大気汚染防止法では、発生施設を9の項目に分けて、一定規模以上の施設が「揮発性有機化合排出施設」として定められています。

測定回数
ばい煙発生施設:6月以内ごとに1回(施設の規模により異なる)break 揮発性有機化合物(VOC):1年以内ごとに1回

水銀測定

2018年4月1日に改正大気汚染防止法施工により、水銀排出者(水銀排出施設から水銀等を大気中に排出する者)へ義務・役割が設定されました。

  • 水銀排出施設の設置の届出義務
  • 排出基準の遵守
  • 水銀濃度の測定記録の保存

弊社では、関係する排ガスの水銀測定を実施しております。

分析・測定の対象

水銀大気排出
  1. 石炭火力発電所、産業用石炭燃焼ボイラー
  2. 非鉄金属(銅、鉛、亜鉛及び工業金)製造に用いられる精錬及び焙焼の工程
  3. 廃棄物の焼却設備

一例として...
環境大気、作業環境大気、煙道排ガス

弊社の強み

サンプリングから測定まで対応可能

粒子状・ガス状水銀測定にも現地にお伺いし、サンプリングします。

中国地方で先駆けての水銀測定設備の拡充

極微量気中水銀測定装置を中国地方で先駆けて導入し、実績は豊富であります。

極微量の敷地境界線測定にも対応可能

山口県の条例では、敷地境界の測定が定められております。サンプリングから極微量測定まで対応が可能です。

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